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スペイン南部の港町 マラガ 〜 明るく暖かいクリスマスの街の風景


マドリードから、スペイン南部のマラガへ…

12月25日の朝、電車に乗ります。


クリスマスの朝と言うこともあってか、
家族連れが多く、

小さな子が大きなおもちゃの箱を
大事そうに抱えて歩いていたり…微笑ましい。


マラガに着くと、

そこは、マドリードやトレドとは
別世界…

明るく暖かい…南国のような陽ざしです。

(パラドールから、マラガ湾と闘牛場を望む)

タクシーに乗って、
丘の上のホテル「パラドール」へ…

パラドールは、スペインのあちこちの
歴史のある建物を改装した、趣き深いホテルです。

(パラドール・マラガ・ヒブラルファロ)

部屋の中も、スッキリと美しい…


この部屋の窓のすぐ側に、
マラガ砦(アルカサバ)が見えます。

この砦は、イスラム時代のもので、
イスラムキリスト教の長い戦いの歴史を物語るもののようです。

この砦は丘の下の方へ続いていて、砦の上を歩くことができます。


街へ降りると、
商店街は、シャッターを降ろしている店も多かったですが、
開いているお店もありました。


お店を覗いたり、
通りに面したカフェでお茶したり…


大道芸のおじさんと触れ合ったり…


このおじさんがまとっている新聞、
よく見ると、日本語の新聞ばかり!

日本人の方かもしれませんね。

おじさんは、子供に話しかけてくれたようです。


そして、
マラガの大聖堂です。


クリスマスの夜、
この聖堂の正門から、たくさんの人が中へ入っていきます。


ここに、
片足の物乞いの男性が座っていました。

男性の前に小さな缶が置いてありましたが、
コインが数枚入っている程度…

人々は、何事もなかったように通り過ぎていきます。

男性と目が合い、私はどうしようか迷いましたが、
結局あげることができませんでした。

次の日あげようと、再び訪れてみましたが、
男性は見当たりませんでした。
今でも心残りです…

あちらでは、至るところに物乞いの人がいて、
人々は馴れてしまっているのでしょうね。


聖堂の中には、ここにも
エス様の生誕の物語が展示されていました。

これは、受胎告知の場面、天使とマリア様ですね。


丘の上のホテルに戻る途中、
こんな素敵なマラガの夜景が見れました。


街には、物乞いの人がいたり、
いろいろあっても、

上から見ると、なんとも美しいものなのですね…

さて、ホテルで夕飯を食べようと、
レストランに向かうと、閉まってました。

あちらのレストランは、
もう少し遅い時間にオープンするようで、
8時か9時頃からだったか…

それまで、ラウンジで軽食をとることに。


それでも、これがほっぺたが落ちそうなくらい美味しくて…!


スペインのサンドイッチ「ボカディージョ」と、イベリコ豚のハム。

軽食だけのつもりが、充分でした。

ボカディージョは、焼いたパンに、
オリーブオイルとにんにくやトマトがすり込んであって、
そこに具材をはさめている、とってもシンプルなサンドイッチなのですが、

「なに、この旨さは!」と叫びたくなるような美味しさ…

この後、スペインのどこで食べても、
ボカディージョは、美味しかったです。

 

✩おまけ✩

クリスマスの朝、マドリードのホテルにて…
サンタさんは、世界中のどこへも来てくれます。


朝、ホテルのテレビをつけると
クレヨンしんちゃん」をやってました。

スペイン語の吹替版。
みさえさんが、かなりスペイン風の色っぽい声だったような…


(2011.12月 撮影)